江戸時代に宿場町として栄えた守山市は京都や大阪からも近く、観光に訪れやすい場所です。市内にはその当時の風情が残る中山道守山宿や、桜や紅葉の美しい社寺もあり、四季折々の伝統的な祭・行事も代々受け継がれているなど、歴史を感じるスポットがたくさんあります。
また、自然あふれる守山市では花とホタルも外せない観光スポット。比良山系を背景に眺めることができる、第一なぎさ公園の冬に咲く菜の花や、夏のヒマワリ、野洲川の堤防沿いに並ぶ笠原の桜(ソメイヨシノ)、のどかな田園風景の中で鮮やかに映える新庄町や今浜町のコスモス畑など、市内各地で思わず見入ってしまう景色が広がります。
守山は古くからホタルの群生地として有名でしたが、一時期水質汚染によりホタルが姿を消していました。しかし、市民・行政をあげて水質回復に取り組んだ結果、初夏には市街地でも守山ホタル(ゲンジボタル)を観察することがでるようになりました。守山市のゆるキャラ『もーりー』もホタルがモチーフとなっています。
市内のほとんどが平地で気候も穏やかなことから、近江米の産地としても名高く、特産の守山メロンは知る人ぞ知る逸品で希少価値が高く、市場に出回ることはほどんどないといわれています。
守山市のランドマーク、琵琶湖大橋から眺める絶景を楽しむもよし、洗練された外観が特徴の佐川美術館で芸術に浸るもよし、のんびりと日頃の疲れを癒しに訪れたくなる、歴史と文化、自然が沢山感じられるスポットが満載で、いろんな顔を楽しめる街です。